ごくらくや佛檀店
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  きょうは10日。月に一度、
S様ご夫妻がお見えになる日です。
小学生だったお子様を亡くされ、
失意の中、お仏壇を購入するために
来店されたのが始まりでした。
あれから20年、市外へ越されてからも、
必ずご家族そろってお線香を買いに来られます。
お手に取られるのはいつも、
甘くさわやかな香りの白檀。
「毎日お線香をたてて、
手を合わせることくらいしか
してやれないので…」と、
寄り添い帰っていかれるお背中に、
販売担当のEは、「また1カ月後に」と
心の中で声をかけるのでした。
10日、それはお子様の月命日です。
     
   
 
     
       
   
           
 
 
 
         
      禅宗のS寺には、寺とともに
300年の樹齢を重ねたクスノキの大木がありました。
しかしある時、
どうしても切らなくてはならないことになりました。
「命あるものを、申し訳ない…」と苦悩されるご住職。
クスノキは虫害や腐敗に強く、
彫刻もしやすい材です。営業担当のGは
「伐採した木で観音さまを作られては」と持ちかけました。
お預かりした幹を製材し、乾燥させ、
匠の手で一体一体新たな命を吹き込んでいきます。
五年後、ご本堂には西国巡礼にちなむ
三十三体の観音さまが並び、訪れる人々を
慈悲深いお顔で迎えていらっしゃいます。

   
 
     
         
     
       
     
     
 
         
      T寺のご本堂には、
明治初期の作といわれる
立派な阿弥陀如来像が安置されています。
しかし、建物の傷みがひどく、
創建以来の大掛かりな修理を行うことに。
お手伝いに参上した5人も、須弥壇をはずし、
大人の腰ほどに積もったほこりをそうっと払っていきます。
すると、Hの手に触れたのは、仏さまの頭の部分でした。
手や胴体もほこりの中から次々に見つかり、
合わせると一体の仏さまになりました。
「寺の開基は江戸中期。創建当時の
ご本尊かもしれませんね」とお喜びのご住職。
元のお姿を残しつつ修復をほどこした仏さまは、
本堂で、現在のご本尊に負けない
威光を放っておられます。

   
 
     
         
       
     
     
 
         
      古くからの御屋敷が立ち並ぶ一角に、
まっ白な洋風の家があります。
N様のお宅です。
仕事一筋に定年を迎え、 これから夫婦の時間を、
というときに奥様を亡くされました。
「この家に違和感なく溶け込む 仏壇はありますか」。
相談を受けた営業担当のFは、
象嵌の入ったイタリア製の 現代仏壇をお薦めしました。
自ら丹精込めて育てた美しい花や
新鮮な野菜をたっぷりとお供えし、
「おはよう」と手を合わされるN様。
リビングになじむ白いお仏壇の前で、
毎朝、ご夫婦水入らずの時間を過ごされています。
   
 
     
         
G.O.K.U.R.A.K.U.Y.A    
     
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